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アラサー向けワーホリ実行3STEP講座

シェアハウスに向いていない人の特徴と失敗しない物件選びのコツ


最近、物価高で一人暮らしがキツイ!という声をよく耳にしますよね。そんな中で、家賃を抑える選択肢として私が全力でおすすめしたいのがシェアハウス。

マンションタイプの大規模なものから、一軒家を4,5人でシェアする小規模なものまで、実はいろいろな形態があるんです。

特に海外では、大学生活や留学時の定番の住まい方。実際、ワーホリや留学では、ほぼ100%の確率で誰かとの共同生活を経験することになります。

異文化の中での共同生活は、言葉の壁以上に生活習慣の違いで戸惑うことも。だからこそ、日本でのシェアハウス経験は、海外生活への素晴らしい準備になるんです。

私自身、大学時代に留学をして一軒家を4人でシェアしていました。そのときに、初めての誰かとの共同生活で戸惑うこともたくさんありました。が、その経験から、日本にきても、それからもう一度カナダへワーホリをしたときも、シェアハウスばっかりしています。

ただし、誰にでも向いているわけではありません。むしろ、向いていない人が住んでしまうと、日々のストレスになってしまうことも。

今回は、一軒家タイプのシェアハウスを中心に、向いていない人の特徴と、それを踏まえた上で成功するコツをご紹介します。特に、将来的な海外生活を考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

シェアハウスに向いていない人の性格・生活習慣とは

シェアハウスが向いているかどうかは、性格や生活習慣によって、向き不向きがはっきりと分かれる傾向があるんです。特に共用スペースの使い方や、他人との距離感が重要なポイントになってきます。

いわゆる社交性(外交的)か内向的か、よりもきちんとマナーを守れるかとかが大切です。

特に海外のシェアハウスでは、文化や習慣の違いが加わるため、より柔軟な対応力が求められます。

一人暮らしとの大きな違いは、「我慢」ではなく「配慮」が必要になること。この違いを理解できるかどうかが、実は海外生活成功のカギを握っています。

清潔感の基準が極端な人(だらしない人・潔癖な人)

共同生活で最も問題になりやすいのが、清潔感に対する考え方の違い。実は、これは海外での生活でも最も摩擦が生じやすいポイントなんです。

だって海外のシェアハウスは土足ですから!!まずそこから我々日本人にとっては「え?!廊下きたないよ!」ってなりますよw

今回の注意ポイントは水回りの使用方法です!

例えば、こんな場面に遭遇したことはありませんか?シャワールームの排水口に髪の毛が溜まっているのを見つけたとき、あなたならどうしますか?「誰かが掃除してくれるでしょ」と思う人と、「すぐに掃除しなきゃ」と思う人では、生活習慣の違いが明確です。

私も、留学中に注意されたことがあります。日本人の黒髪って目立っちゃうんですよね。。

特に注意が必要な場所は…
・洗面台周り(髪の毛、歯磨き粉の跡)
・浴室環境(排水口、壁の水滴、シャンプーの置き方)
・キッチン空間(食器洗い、調理後の油汚れ、ゴミの分別)
・洗濯関連(洗い終わった服の放置、乾燥機の糸くず)

このあたりの基準は、実は世界共通なんです。

例えば、夜遅くに調理した後の油汚れを「明日でいいや」と放置してしまうのは、世界中どこでもNG行為。むしろ、海外の方が厳しく注意されることも。

逆に、潔癖すぎる方も要注意です。「ちょっとした生活音も気になる」「他人が使った後は必ず除菌したい」という方は、日々のストレスが溜まっていくかもしれません。

でも、完璧を求める必要はありません。大切なのは、「他の人のことを考えて行動できるか」という意識。時には妥協も必要ですし、逆に自分の基準を少し上げることも必要かもしれません。

結局のところ、極端な考え方をせずに、バランス感覚を持って生活できる人が、シェアハウスに向いているんです。

この経験は、将来の海外生活でも必ず役立つはず。だからこそ、日本でのシェアハウス生活は、海外留学やワーホリの絶好の練習台になりますよ。

基本的なルールを守れない・マイペースすぎる人

「ルールなんて適当でいいじゃん!」という方は、残念ながらシェアハウスには向いていません。特に海外のシェアハウスでは、文化の違いを超えて共生するための最低限のルールが、とても重要な意味を持つんです。

シェアハウスでよく見かけるトラブル例:
・深夜のシャワー使用
・共用キッチンの独占
・友人を断りなく招く
・共益費の支払い遅延
・掃除当番のすっぽかし

これらは一見些細なことに見えますが、実は重大なコミュニケーション問題に発展することも。特に海外では「自分の国ではこれが普通」は通用しない場合が多いんです。

こんなことで悩まされることも多いです。

・夜中の2時に大音量で料理を始める
・友人を毎週末泊めたがる
・共有スペースに私物を散らかしっぱなし


まぁ、なんでしょう。日本人は割と常識があるかもしれません。でも、これって考えてみれば当たり前のことですよね?一人暮らしなら「自由気まま」でも問題ありませんが、共同生活では「自由」と「責任」はセットなんです。これは海外でも全く同じ。むしろ、海外の方が「個人の責任」を重視する傾向にあります。

特に注意が必要なのが生活時間。夜型の人は要注意です。以下のような習慣がある方は、事前に物件選びで工夫が必要かもしれません。


・深夜に帰宅することが多い
・朝は12時過ぎまで寝ている
・生活リズムが不規則
・食事の時間が人と大きくずれる

ただし、これらの問題は物件選びである程度解決できます:

・防音設備が整った物件を選ぶ
・シャワー使用時間に制限のない物件を探す
・夜型の人が多い物件を選ぶ
・個室でできることは個室で済ませる

お風呂やシャワーを使用する時間帯は、結構配慮が必要ですね。お風呂ならいんです。ドライヤーの音とか、そういうのがきこえてくるのがちょっとうるさくなってしまいますからね。

生活スタイルでチェック!シェアハウス適性診断

生活スタイルって、実は思っている以上に個人差が大きいんです。シェアハウスでの生活を考えるとき、自分の生活リズムや習慣を今一度見直してみましょう。「自分に合っているかな?」という不安も、事前にチェックすることである程度解消できるはずです。

夜型生活や不規則な生活リズムの人は要注意

深夜勤務や変則的なシフトワークの方は、シェアハウスでの生活に特に注意が必要です。でも、諦める必要はありません。工夫次第で快適な生活は十分可能なんです。

要注意な生活パターン:

・明け方に帰宅する

・食事時間が日によってバラバラ
・深夜のシャワー使用が必須
・休日と平日で生活リズムが大きく変わる

気を付けたいのは、「自分の生活リズムを100%通そう」とする考え方。ある程度の妥協や調整は必要です。

別に夜勤の人にシェアハウスができないというわけではありません。

ただ、他人もいるので生活音には気を付けてね、というお話ですね。

恋人や友人を頻繁に招きたい人は難しいかも

プライベートな時間を大切にしたい方にとって、シェアハウスは少し窮屈に感じるかもしれません。特に、恋人や友人との時間の過ごし方は、国や文化によって考え方が大きく異なるポイントなんです。

日本のシェアハウスでよくあるルール:
・来客は共用スペースのみ
・来客の宿泊は原則禁止
・来客時は事前連絡必須
・滞在時間は22時までなど

ただし、最近では以下のような柔軟な対応をする物件も増えてきています:
・月に1-2回までなら宿泊OK
・他の住人が同意すれば例外も可能
・共用リビングでのホームパーティー可

でも、ここで注目してほしいのが海外との違い。例えば、オーストラリアやヨーロッパのシェアハウスでは:
・友人の宿泊にはかなり寛容
・週末のホームパーティーは一般的
・恋人の滞在もある程度OK
・ただし、事前連絡は必須

つまり、日本でのシェアハウス経験は、むしろ「保守的」な側面があるかもしれません。

ただ、やっぱりこれは他の人がどう感じるかにもよるところが多いです。私は、どうしても!というときに友達が泊まることはありました。が、異性は入室自体が禁止されているシェアハウスだったので、恋人がいる場合には玄関先で会話、みたいな感じでした。

身だしなみに時間をかけすぎる人は要改善

朝の準備に1時間以上かかる方は、要注意です。特に、共用の洗面所では周りに迷惑をかけてしまう可能性が高いんです。

よくある困った行動パターン:
・朝の混雑時に洗面所を長時間占有
・ドライヤーの音が気になる
・化粧品や整髪料が洗面台に散らかっている
・脱衣所に私物が溜まっていく

水回りのものが必要な作業って、意外と少なくないですか???

自室でできることは、自室で行いましょうね!!!

・持ち運べる化粧ポーチの活用
・コードレスの美容家電を用意
・簡単にまとめられるヘアスタイル
・時短コスメの活用

このへんを心がけるとよいかと思います!!

まぁちょっとくらい寛大でいると、洗面台にあるヘアセット用品とか、「自由に使っていいよー」といわれるようになります。実際それでヘアアイロンとかはめちゃくちゃ助かりました。

ここで気をつけたいのが、「完璧な身だしなみ」へのこだわり。実は、海外生活では意外とカジュアルな身だしなみが一般的だったりします。シェアハウス生活は、そんな「必要以上に気張らない」暮らし方を学ぶ良い機会かもしれません。

シェアハウスのメリットと向いている人の特徴

とまぁ、シェアハウスのデメリットばかり強調してしまいましたが、良いところもたくさんありますよ!!

海外留学やワーホリ予定者には良い練習に

「海外に行きたいけど、いきなり一人で大丈夫かな...」そんな不安を持つ方にこそ、シェアハウスはピッタリなんです。なぜなら、海外での暮らしの「予行演習」として最適だから。

「日本でのシェアハウス経験があったおかげで、海外での生活にスムーズに馴染めました」
「言葉の壁より生活習慣の違いの方が大きかったけど、心の準備ができていた」
「トラブル対処の経験が、海外でも活きた」

こういう風に、海外にいってもスムーズに他人との共同生活ができる人が多いです。海外生活はただでさえストレスがたまりますからね。少しでも余計な心配は減らしていくのがよいですよ。

節約志向で柔軟な考えを持つ人に最適

これ!とにかくシェアハウスのメリットはこれ!!

一人暮らしと比べると、家賃は通常3〜4割程度お得になります。でも、それ以外にも意外なメリットがたくさん!

金銭的なメリット:
・光熱費の分担で節約(もしくは家賃に含まれていて固定)
・家具家電の初期費用なし
・食材のシェアで食費節約
・日用品の共同購入

生活面でのメリット:
・セキュリティ面の安心感
・シェアメイトとが困ったときの相談相手になる
・新しい価値観との出会い

・いざというときは宅配便を受け取ってもらえる(まぁあまり頼りすぎないように!!)

金銭面でなんとか節約したい!!という場合には、むしろなんで一人暮らししているの?と聞きたいくらいです。苦笑。


適度な交流を楽しめる人におすすめ

よくある誤解が「シェアハウスは毎日パーティー」というもの。実際はもっとゆるやかな関係性なんです。

・挨拶程度の会話
・たまの共同食事会
・必要な時の助け合い
・イベントへの自由参加

大切なのは「強制的な交流」を避けることです。私自身、実は日本で2回シェアハウスをしたのですが、1回目は結構な大人数で住んでいたんですね。わりとわいわいする系の場所でした。そうしたら、「なんで共同スペースにあんまりこないの?」みたいに言われたことはあります。えっ、いいじゃん最低限のルールは守ってるんだから。とか思ってしまいました。

というわけで、わいわいしたい人はそういう人で、以下の心構えも大切ですよ。


・個人の時間を尊重
・無理な誘いはしない
・断る権利も大切に
・プライバシーを守る

シェアハウスによってこの辺の温度感は全然違いますので、物件選びのときにはしっかり確認をしてくださいね。

失敗しないシェアハウスの選び方テクニック

ここまで読んで「うーん、私は向いているのかな?」と悩んでいる方も多いはず。というわけで、最後は物件選びのコツを紹介します。

 

物件見学時のチェックポイント

内見のときは、平日の夜や週末など、住人が多くいる時間帯を選びましょう。

重要チェックポイント:
・防音性能
・収納スペース
・共用部分の清潔さ
・セキュリティ対策
・住人の年齢層や職業

特に注目したい設備:
・キッチンの作業スペース
・冷蔵庫の大きさと区画
・洗濯機の数と使用ルール
・シャワーの水圧
・Wi-Fi環境

住んでいる人たちには「〇日に内覧があります!」ってお知らせが入っているんですよ。なので、それなりに掃除はされてあるはずです。もし、その状態にもかかわらず自分基準で「無理だな」と思うところがあったら、不安要素はきちんと確認しましょうね。

ハウスルールの確認方法

どんなシェアハウスにも、必ず守るべきルールがあります。

基本的なルール:
・門限の有無
・来客規定
・掃除当番の決め方

・ゴミ出し表

・冷蔵庫や洗濯機の使用ルール
・禁止事項の範囲

これらのルールは、たいていリビングや共用スペースに掲示されています。気になる点は、その場で管理人さんに質問するのがおすすめ。「これって融通がきくの?」といった実際の運用面まで確認できると◎ですよ。

むしろ、リビングにはられていなかったら「ルールってないんですか?」って確認したほうがいいです。

現入居者からの情報収集のコツ

内見時に現入居者と会えるチャンスがあれば、これ以上ない情報源です。でも、いきなり踏み込んだ質問はNGです。

聞いておきたいポイント:
・住人の年齢層や職業
・共用スペースの使用頻度
・周辺環境の便利さ
・管理人の対応の良さ

特に注目したい生活情報:
・平日の朝の混雑状況
・夜間の雰囲気
・休日の過ごし方
・イベントの頻度
・外国人入居者の有無

「普段どんな感じで過ごされているんですか?」
「キッチンは混みやすい時間帯とかありますか?」
「休日は皆さんどんな感じで過ごされてるんですか?」

こんな感じでお話ができると安心できますよね。

シェアハウスでの生活は、決して「我慢」の連続であってはいけません。自分のライフスタイルに合った物件を選ぶことで、新しい発見や成長のきっかけになるのがシェアハウスのいいところです。

わりと、相性みたいなところはあるので直感も大切にしてくださいね。

まとめ:シェアハウスで快適に暮らすために

ここまで「シェアハウスに向いていない人」の特徴を詳しく見てきましたが、実はこれらは裏を返せば「より良いシェアハウスライフを送るためのヒント」でもあるんです。

特に覚えておきたい3つのポイント:
・極端な生活習慣を持つ人は、事前の工夫が必要
・コミュニケーションは「程よい距離感」がカギ
・物件選びで多くの問題は解決できる

シェアハウスで「向いていない」と感じる要素の多くは、ちょっとした工夫や心がけで克服できます。要は、自分に合った「対策」を見つけることが大切なんです。

特に海外留学やワーホリを考えている方にとって、日本でのシェアハウス経験は貴重な予行演習になります。文化や習慣の違いを乗り越えるコツ、共同生活ならではのルール、適度な距離感の保ち方。これらは、すべて国際交流の場で活きてくるスキルです。

シェアハウスは、もちろんお金を節約できますが、それ以上に得られることもたくさんあります。精神面もとっても安定します。

ぜひ、この記事を参考に、自分にあったシェアハウスライフを見つけてくださいね。