30歳・ギリホリしたっていいいじゃない

アラサー向けワーホリ実行3STEP講座

ワーホリ後に就職ができない不安を抱える人向けマインドセットの方法

ワーキングホリデー(ワーホリ)から帰国後、就職に苦戦している方も多いのではないでしょうか?もしくは、不安を感じている人も多いはずです。

というのも、海外での貴重な経験を積んできたのに、なかなか思うように就職活動が進まず、焦りを感じている人がたくさんいるのは事実だからです。

というわけで、種明かし?です。私は、企業の面接官をしたこともありますし、自分がワーホリ後に面接に挑んだこともあります。

で、思ったことはワーホリをした人はとりあえずマインドセットが大切だ!ということです。おかげさまで私はワーホリの経験をまったくマイナスにすることなく、うまーーく働くことができています。

というわけであなたも大丈夫です!この記事では、そんな悩みを抱える皆さんに向けて、ワーホリ後の就職について詳しく解説していきますよ。

ワーホリ帰国後の就職が難しい理由

ワーホリから帰ってきて、さあこれから就職!...と意気込んでみたものの、なかなかうまくいかない。そんな経験をしている人は少なくありません。でも、なぜそんなに難しいんでしょうか?

一般的な企業はキャリアのブランクをネガティブに捉えるから

まず一つ目の理由として挙げられるのが、多くの企業がキャリアのブランクを好ましく思っていないという点です。

まぁこれは想像しやすいですよね。ワーホリって、すごく貴重な経験だと思いませんか?でも、残念ながら、日本の多くの企業では「キャリアの空白期間」としか見てもらえないことが多いんです

例えば、こんな感じで考える企業が多いんですよ。

  • 仕事のブランクが長い
  • 日本のビジネス慣習から遠ざかっている
  • 職場に馴染めるか不安

確かに、ワーホリ中は日本の職場から離れていたかもしれません。

でも、それって本当にマイナスなんでしょうか?むしろ、新しい文化や考え方に触れて、視野が広がったはずですよね。目の前の面接官に行ってみたいですよね。あなたは仕事で新しい考え方を得ていますか?私はえてきたんですよ~~~!って。笑。

ただ、そういった経験の価値を理解してくれる企業もちゃんとあります。だから、自分の経験をしっかり言語化して、アピールすることが大切なんです。「海外で学んだことって、こんな風に仕事に活かせるんです!」って具体的に説明できれば、印象も変わってくるはずですよ。

ワーホリ中に得たスキルが企業に伝わらないから

二つ目の理由は、ワーホリ中に身につけたスキルや能力が、うまく企業に伝わっていないということです。

海外で過ごした時間って、本当に多くのことを学べる貴重な機会だったはずです。でも、それをどう伝えればいいか分からない...そんな風に感じている人も多いんじゃないでしょうか? ワーホリ中に得られるスキルって、例えばこんなものがありますよね。

  • 学力の向上
  • 異文化コミュニケーション能力
  • 問題解決力の強化
  • 自立心や適応力の向上(まぁ要するに度胸がつく)

これらのスキルは、実は多くの企業が求めているものなんです。でも、単に「海外に行ってきました」だけじゃ、その価値が伝わりません。 大切なのは、具体的なエピソードを交えて説明すること。

例えば、「言葉の通じない環境で、どうやってコミュニケーションを取ったのか」とか、「文化の違いから生じた問題をどう解決したのか」といった具体例を挙げられると、ぐっと説得力が増しますよ。

自分の経験を振り返って、「あ、これって実は凄いスキルだったんだ!」って気づくこともあるかもしれません。自分の成長を言語化する作業は、就活だけでなく、自信にもつながりますからね。

語学力が期待に届かない場合があるから

三つ目の理由として、語学力の問題が挙げられます。ワーホリに行ったんだから、さぞかし英語(または現地語)がペラペラになったんでしょう?...なんて、高い期待を寄せられることもあるんです。

でも、実際のところはどうでしょうか? 確かに、海外で生活すれば語学力は確実に上がります。でも、「ビジネスレベル」と呼べるほどになるかは、人それぞれ。

正直、数か月や1年程度の滞在で、ネイティブのように流暢に話せるようになる人はそう多くありません。 ここで大切なのは、自分の語学力を正直に、でもポジティブに評価することですね。

それに、語学力だけが全てじゃないんです。「現地の人とコミュニケーションを取るために、どんな工夫をしたか」とか、「言葉の壁を乗り越えて友達を作った経験」なんかも、立派なスキルになりますよ。 結局のところ、大切なのは自分の経験を誠実に、そして魅力的に伝えること。完璧な語学力がなくても、その姿勢や努力は必ず評価されるはずです。

ワーホリ帰国後の就活を成功させるための考え方

さて、ここまでワーホリ後の就職が難しい理由について見てきましたが、決して悲観する必要はありません!むしろ、ちょっとした工夫や考え方の転換で、その経験を大きな武器にできるんです。

だって現に私、わりとうまーーーく仕事を見つけることができましたから。

ここからは、ワーホリ帰国後の就活を成功させるためのヒントをお伝えしていきますね。

まずはマインドを変えることが大事

就活って、ついネガティブになりがちですよね。特にワーホリ帰国後は、「ブランクがあるから...」「スキルが足りないかも...」なんて、自信を失いがちです。でも、ちょっと待ってください!そんなマインドを、まず変えていくことが大切なんです。

そして、割と大事なのは、「普通の人と同じやりかたをしていたら、ブランクがないきれいなキャリアを持っている人のほうが有利」→「じゃぁどうすればいいのか?」という考え方を持つことです。

単にエージェントに登録して応募するだけだったら、自分の才能が埋もれてしまうかもしれません。だったら、WantedlyやSNSなどを使って人づてで仕事を探したり、最初はカジュアル面談ができる会社を選んだり、見るべき軸と視点を変えないといけないんです。

ワーホリをした、という前後のストーリー作りがうまくいけば、結局は人と人の関係ですから興味を持ってもらえる可能性は高いですよ。

「こんなユニークな経験をしてきた私を採用しない手はないでしょ?」くらいの気持ちで挑んでみてはどうでしょうか。そんな前向きな姿勢は、必ず面接官にも伝わるはずです。

ワーホリ前と後で起きた自分の変化を言語化させる

と、いうわけで次に大切なのが、ワーホリを通じて自分がどう変化したかを具体的に言葉にすること

「楽しかった」「いい経験になった」だけじゃ、残念ながら企業にはあまり響きません。ワーホリ前の自分と比べて、どんな力が身についたのか、どんな視点を得たのか、しっかり整理してみましょう。

また、ワーホリを通じて見えてきた自分の将来のビジョンについても考えてみましょう。「海外で○○を経験したことで、将来は△△な仕事に携わりたいと思うようになりました」といった具合に、ワーホリ経験と今後のキャリアプランを結びつけられると、さらに印象的なアピールになりますよ。

結構よくあるワーホリの理由が、「現状にもやもやしていたから」という言語化が難しいめっちゃもわわーーんとしたものだと思うんです。要するに、あなたが自分に自信がない状態なんですよ。

じゃぁ、ワーホリがおわってそのもわわーーーんとしたものって晴れたの?どうなの???大事なのって、そこだと思います。

人と比べることがなくなったとか、いわゆる自分軸で意思決定できるようになったとか、そういうのって企業に伝える必要はなくともこれからの人生を進むうえでとっても大切なことですからね。このふりかえりなくして就活は絶対にうまくいかないです。断言します。

ぜひ、時間をかけてじっくり取り組んでみてくださいね。

ワーホリ経験をポジティブに捉えてくれる会社を見つける

さて、ここまで自分の経験を整理してきましたが、次は、その経験を活かせる会社を見つけることが大切です。残念ながら、まだまだ日本には、海外経験をあまり評価しない会社もあります。でも、逆に言えば、ワーホリ経験を高く評価してくれる会社もたくさんあるんです! そんな会社の特徴として、例えばこんなものが挙げられます。

  • グローバル展開している企業
  • 外資系企業
  • ベンチャー企業や新興企業
  • 海外との取引が多い中小企業

こういった企業は、多様な経験を持つ人材を求めていることが多いんです。 また、求人情報をチェックする際は、「語学力活かせます」「海外経験者歓迎」といったキーワードにも注目してみましょう。そういった表現がある会社は、きっとあなたの経験を評価してくれるはずです。

ただし、ここで一つ注意。ワーホリ経験だけに頼りすぎるのも考えものです。「海外に行っていた」という事実だけでなく、そこで何を学び、どう成長したかが大切。自分の経験を、会社の求める人材像とどう結びつけられるか、よく考えてアピールしていきましょう。

ワーホリ以外の自分の経歴を見直す

最後に忘れてはいけないのが、ワーホリ以外の自分の経歴や特徴もしっかり見直すこと。ワーホリ経験に目が行きがちですが、それ以外の部分も大切な自分の魅力なんです。

ワーホリでの学びを上手く組み合わせて、自分ならではの「売り」を作っていくことが大切です。

ぶっちゃけ、私があんまり就活に苦労しなかったのって、「自分のスキル(資格)を生かせる会社を選んだ」「ワーホリに行く前のキャリアが一応ちゃんとしていた」っていうのがあると思うんです。

行ってしまえば学歴とか、新卒で入った会社のネームバリューとか…いや、自慢じゃないんですけれども。でもね、大事なことだと思います。

企業は、たかがワーホリ1年間のブランクだけを見てあなたを評価しているわけではありません。

帰国するころには31歳とか32歳ですよね?ということは、その前のあなたのキャリアもめちゃくちゃ重視しています。

不本意で入った会社や大学だったかもしれない。それに自信を無くしてワーホリにいったのかもしれない。でも、その過去は変えられないんです。不本意な肩書ならば、それを覆せるようなストーリー作りを大切にすればいいんです。

何もワーホリがすべてではないです。その前の経験!!!!!忘れないでくださいね。

ワーホリ後の就職活動でうまくいく人の特徴

最後に、実際にワーホリ後の就活で成功している人って、どんな特徴があるんでしょうか?ここからは、そんなうまくいっている人たちの共通点について、さらに詳しく見ていきましょう。

ワーホリ後の就職活動でうまくいく人の特徴

ワーホリから帰国して、スムーズに就職できた人たちには、どんな共通点があるのでしょうか?ここでは、そんな「勝ち組」の特徴を紹介していきます。

人とは違う活動方法を駆使する

まず挙げられるのが、従来の就活方法にとらわれない柔軟な姿勢です。先ほども書いた通り、ワーホリ経験者の強みって、まさにその「普通じゃない」経歴にあるんです。

だったら、就活だって普通じゃない方法で攻めてみる。そんな発想の転換が、成功への近道になることも多いですよ。

特に注目したいのが、SNSの活用です。LinkedInやTwitterなどを使って、自分のワーホリ経験や学んだことをどんどん発信していく。そうすることで、思わぬところから声がかかることもあるんです。 「でも、SNSなんて恥ずかしくて...」なんて思う人もいるかもしれません。でも、考えてみてください。あなたの経験は、誰にも真似できない貴重なものです。それを共有することで、誰かの役に立てるかもしれないし、あなたの魅力に気づいてくれる人がいるかもしれない。恥ずかしがらずに、どんどん発信していきましょう。

また、海外経験者向けの就活イベントも要チェックです。こういったイベントには、ワーホリ経験を評価してくれる企業が多く参加しています。同じような経験を持つ人たちと情報交換できるチャンスでもあります。 人とは違う方法を取り入れることで、競争率の高い一般的な就活ルートを避けつつ、自分の強みを最大限に活かせる道が見つかるかもしれません。

フリーランスとして生きていくことを決意する

次に紹介するのは、少し極端かもしれませんが、会社に就職するという固定観念から完全に脱却する方法です。つまり、フリーランスとして生きていく道を選ぶこと。実は、ワーホリ後にこの選択をする人も少なくないんです。

例えば、ワーホリ先で出会った人々とのつながりを活かして、海外向けのフリーランス仕事を始める人もいます。翻訳、通訳、海外向けのマーケティングコンサルタントなど、可能性は様々です。

また、ワーホリ中に身につけた特殊なスキル(例えば、現地の料理やヨガのインストラクターなど)を活かして、帰国後にそれを仕事にする人も。これって、まさにワーホリならではの選択肢ですよね。 もちろん、フリーランスの道を選ぶのは勇気のいる決断です。収入の不安定さや、自己管理の難しさなど、課題もたくさんあります。でも、ワーホリで培った「何とかなる」精神があれば、それらの壁も乗り越えられるはず。

それから、フリーランスであれば住む場所にとらわれることもないので、移住してみるのもありですよね。意外と、移住者が多いエリアって海外に住んだ経験がある人が多かったりもするんですよ。

「会社に入る」という既存の枠にとらわれず、自分らしい働き方を模索してみる。それも、ワーホリ経験者だからこそできる選択肢の一つかもしれません。

結局のところ、ワーホリ経験をどう活かすかは、あなた次第なんです。その経験を、どれだけ自分の言葉で語れるか。どれだけ自信を持ってアピールできるか。それが、就活成功の大きな分かれ目になるでしょう。

あと、私が最後に伝えたいのは、帰国してすぐにどこかに就職する必要はないということです。帰国後は、結構逆カルチャーショックに悩まされたり、冷静な判断ができない状態になっている人もいるんです。

だから、1か月くらい焦らずに日本の生活に徐々に慣れていくというのも大切な考え方です。

ワーホリ後の就活、確かに大変かもしれません。でも、決して悲観する必要はありません。むしろ、他の就活生には真似できない貴重な経験をしてきたんです。その経験を最


大限に活かせば、きっと素晴らしい就職先が見つかるはずです。自信を持って、頑張ってくださいね!