アラサー女性・ワーホリの心構えノート

ワーホリ実行3STEP講座~お金・心構え・帰国後の仕事~30歳でカナダワーホリをしたからこそ自己肯定感があがった私が言える海外生活成功のコツを伝授します

ワーホリでデンマークへ行くのはあり?フォイスコーレでの留学を組み合わせる方法を考えます

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「デンマークでのワーホリに興味があるけど、現地での仕事探しや生活に不安がある」
「デンマーク語は難しそうだし、英語だけでも暮らしていけるのかわからない」
「費用や帰国後の具体的な進め方がイメージできず、一歩を踏み出せない」

今回は、こんな悩みを解決できる記事を用意しました。デンマークは北欧圏に位置する素敵な街。でも、「デンマーク留学をしてきました!」「ワーホリをしてきました!」という人はぶっちゃけ少数派なのも事実。(留学というとフィンランドとかに人が流れてしまう印象じゃないですか?)

というわけで今回は、デンマークワーホリについて調べてみました!

この記事のポイント
  • フォルケホイスコーレって何?デンマークワーホリを選ぶ人の特徴
  • デンマークの働き方や賃金水準を踏まえた、現実的な資金計画の立て方
  • ワークライフバランスを重視する北欧から帰国した際の日本での生活スタイルの考え方

前半では教育制度を活用した語学力向上と準備プロセス、後半では現地や帰国後の仕事探しと生活設計について主に紹介してきますので参考にしてみてくださいね!

デンマークのワーホリで得られる3つの魅力

デンマークでのワーホリは、単なる海外生活体験以上の価値があります。幸福度を誇る国で、充実した社会保障と理想的な働き方を体験できるチャンス。北欧の暮らしを肌で感じながら、グローバルなキャリアの第一歩を踏み出せます。

充実した福利厚生と働きやすい環境って本当?

ニュースでは見たことがあると思いますがデンマークの労働環境は、日本とは大きく異なる特徴を持っています。

週37時間労働が基準で、残業はほとんど一般的ではありません。さらに、年間5週間の有給休暇が法律で保障されており、ワークライフバランスを重視する文化が根付いています。

また、最低賃金も時給3,000円程度(110DKK)と高水準で、短時間勤務でも十分な収入を得られる環境が整っています。

デンマークの働き方の特徴
  • 週37時間労働制が基本で、残業はまれ
  • 年間5週間の有給休暇が法律で保障
  • 病気休暇も柔軟に取得可能
  • フレックスタイム制度が一般的

語学力と異文化経験を効率的に習得できる

デンマーク人の英語力は世界トップクラスで、日常生活のほとんどを英語でカバーできます。

職場でも英語でのコミュニケーションが一般的なため、デンマーク語の習得に時間をかけながら、仕事を始めることができます。

また、多くの企業が国際色豊かで、様々な国籍のスタッフと働く機会も多く、自然とグローバルな視野が広がっていきます。

語学環境のメリット
  • 英語だけでも日常生活に支障なし
  • 職場での公用語も多くは英語
  • デンマーク語を勉強することもできる
  • 多国籍な環境での異文化交流の機会が豊富

独自の教育文化で視野が広がる経験

デンマークの教育システムは、対話と相互理解を重視する独特の文化を持っています。

成人教育にも力を入れており、例えば「フォルケホイスコーレ」では、様々な国からの留学生と共に学びながら、デンマークの文化や価値観を深く理解できます。

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ただし注意点としては、ワーホリビザで「フォルケホイスコーレ」に入れる学校は限られているということ。

留学をするのかワーホリをするのか、ご自身の考えにあわせて選択をする必要がある点には注意しましょう。

教育文化から得られる学び
  • 対話重視の学習スタイル
  • 実践的なプロジェクト型学習
  • 多様な価値観との出会い
  • 生涯学習を支援する教育制度

デンマークワーホリの準備と申請の進め方

デンマークでのワーホリを実現するには、計画的な準備が重要です。ビザの申請から語学学習、資金準備まで、しっかりとしたプランを立てることで、現地での生活をスムーズにスタートできます。

特に、デンマークは物価が高いため、資金面での準備は念入りに行う必要があります。

ビザ申請に必要な要件と手続きの流れ

デンマークのワーキングホリデービザは、年間の発給数に制限がないのが特徴です。

申請時には一定の資金証明が必要となります。有効期間は1年間で、申請から取得までは通常4-6週間ほどかかります。18歳から30歳までの日本国籍保持者が対象となります。

デンマーク語学習と英語力の準備ポイント

デンマーク語の基礎は、渡航前からオンライン学習で始めることをおすすめします。

無料のアプリやウェブサイトを活用して、日常会話レベルの表現を学んでおくと心強いでしょう。

英語に関しては、どのような職種につきたいかにもよりますがTOEIC600点以上を目安に準備しておけば、日常生活で大きく困ることはないでしょう。

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渡航前の具体的な費用と貯金の目安

デンマークでの生活費は、住居費を含めて月額15-20万円程度が目安となります。そして1年間でだいたい200万円程度はかかると言われています。

これに語学学校への通学や旅行などを含めると、より多くの出費がかかることがわかりますね。

piyopiyo55.hatenablog.com

デンマークの生活は留学とワーホリのどちらがいい?

比較項目 フォルケホイスコーレ(留学) ワーホリ
期間 4-6ヶ月(学期制) 最長1年
主な目的 デンマークの教育システムと価値観の理解
寮生活を通じた文化体験
働きながらの実践的な生活体験
自由な文化探索
環境 ・全寮制の学校環境
・デンマーク人学生との共同生活
・教職員のサポートあり
・一般的な生活環境
・職場での現地スタッフとの交流
・自力での生活基盤構築
費用 ・授業料必要
・寮費・食費込みの総合費用
・アルバイトは制限的
・学費不要
・滞在資金の証明が必要
・フルタイム就労で収入得られる
メリット ・深い文化理解が得られる
・手厚いサポート体制
・濃密な交流機会
・デンマークの教育を直接体験
・より長期の滞在が可能
・実践的な生活経験
・就労経験を得られる
・自由度が高い
デメリット ・比較的高額な費用
・期間が限定的
・学校という特殊な環境
・すべて自力で環境構築必要
・就職活動が必要
・語学力要求が高い
向いている人 ・デンマークの価値観を深く理解したい人
・教育システムに興味がある人
・比較的短期での濃密な経験を求める人
・実践的な生活経験を求める人
・自由な活動を好む人
・就労経験を重視する人


※両方を組み合わせる(フォルケホイスコーレ後にワーホリ)という選択肢も検討できます。

ここまで見てきたデンマークでの生活体験ですが、せっかくのデンマーク生活。みなさんならどのように計画しますか?重要なのは、段階を踏んでスキルを積み上げていくこと。ここではその具体的な方法をお伝えします。

「入り口」としての語学学校留学

デンマークでの生活を充実させるために、まずは確実な英語力とデンマーク語の基礎を身につける期間を設けましょう。

語学学校は、その後の経験をより深いものにするための重要な準備段階となります。

ただし、語学学校に行く時間や費用がもったいない!と感じる人がいるのも不思議ではありません。少なくとも日常会話レベルの英語力までは日本にいる間に習得できていると自信につながりますね。

▼英会話習得については、こちらのブログでも執筆しています。

eigo-ai-eikaiwa.sakura.ne.jp

 

デンマークを深く知るフォルケホイスコーレ

語学力の基礎ができたら、フォルケホイスコーレでデンマークの価値観や文化を学ぶことをぜひおすすめします。せっかくのデンマークです。ここでの経験は、単なる語学留学では得られない深い気づきをもたらしてくれます。

全寮制の環境で、デンマーク人学生との共同生活を送ることで、教室では学べない生きた文化に触れることができます。

私の周りに実際にフォルケホイスコーレへ行った人がいるのですが、人生への価値観が変わったと言っていました。すごいですね!!!

実践の場としてのワーホリ生活も捨てがたい!

ここまでの経験を土台に、せっかくなのでワーホリでより実践的な生活を始めることもおすすめします。ワーホリでは必ずしも働く必要はないのですが、「働きやすい」「福祉国家」といわれているデンマークだからこそリアルに知ることができることもたくさんあります。せっかくならどんな仕事でもお金を得る経験を積むことをお勧めします。

すでに基本的な言語力と文化理解があるため、職場での人間関係もスムーズに構築できるでしょう。フォルケホイスコーレで築いた人脈を活かして、より良い就職先を見つけることも可能です。

デンマークへ行くなら「組み合わせ」を考えよう

デンマークでの滞在は、語学学校→フォルケホイスコーレ→ワーホリという段階を踏むことで、より充実した経験となります。

もちろん、これは一例であり、フォルケホイスコーレとワーホリのみにしたり、ワーホリ期間中に語学学校通ったりすることも可能です。

大切なのは、自分の目標と現在の言語力を見極めて、最適な組み合わせを見つけることです。どのような形であれ、各ステップでの経験が次のステップをより豊かなものにしてくれるはずです。

【帰国後の就職】デンマークワーホリを将来に活かすポイント

デンマークでのワーホリ経験は、グローバルなキャリア形成において大きな強みとなります。

北欧独自の働き方や価値観に触れることで人生観も変わるでしょうし、新しい視点やスキルを獲得できます。この経験を最大限に活かすためのポイントをご紹介します。

北欧流の働き方から学ぶキャリア観を大切にする

デンマークの職場では、フラットな組織構造と個人の自主性を重視する文化が特徴です。上下関係よりもチームワークを重視し、自分の意見を積極的に発信することが求められます。また、仕事と私生活の明確な区別があり、効率的な時間管理と成果主義の考え方が浸透しています。

帰国後も、柔軟な姿勢を大切にした働き方をしたいと考える人もいるのではないでしょうか。最初は不安かもしれませんが、フリーランスとしていろいろな人とかかわりを持ち、その中で見つけたご縁を大切にしながらキャリアを歩むのも一つの手です。

デンマークの職場文化から学べること
  • フラットな組織でのコミュニケーション方法
  • 効率重視の時間管理術
  • ワークライフバランスの実践方法
  • 自己主張と協調性のバランス

グローバルな視点を育む異文化交流

デンマークは多文化共生社会として知られ、様々な国籍の人々と交流する機会が豊富です。特に職場やフォルケホイスコーレでは、異なる文化背景を持つ人々との協働が日常的です。この経験は、グローバルな環境での適応力とコミュニケーション能力を高めるのに役立ちます。

そのため、帰国後もグローバルな環境で働きたいと考える人も多く、国際交流機関や教育業界などで活躍する人も多いです。

異文化理解のポイント
  • 多様な価値観の受容と理解
  • 非言語コミュニケーションの活用
  • 文化の違いを活かした協働方法
  • 国際的なネットワークの構築

帰国後も自分の価値観を大切にすることを忘れない

デンマークでの滞在を通じて得られる最も大きな財産は、「新しい視点」かもしれません。

大切なのは、「デンマークだからできた」と諦めるのではなく、その経験を自分なりに解釈して、日本での生活に取り入れていくこと。

「違う価値観を知る」ということは、「自分が大切にしたい価値観を見つける」ということでもあります。デンマークでの経験を、ぜひ自分らしいキャリアを築くための指針にしてください。きっと、日本の働き方をより良くしていく力にもなるはずです。

 

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【デンマークワーホリのまとめ】ワーホリと留学生活のどっちがいい?理想を実現する具体的なプラン

デンマークでのワーキングホリデーは、北欧の理想的な働き方と生活を体験できる貴重な機会です。

一方、留学をしたほうがご自身にとって実りのあるデンマーク生活を送ることができる可能性もあります。

この記事のポイント
  • 留学とワーホリをどのように組み立てるのか自分の目的をはっきりさせる
  • フォルケホイスコーレでの短期留学とワーホリの組み合わせで、より充実した滞在が可能
  • 北欧式の働き方や価値観の理解が、グローバルキャリアの大きな強みとなる

デンマークでのワーホリ経験は、きっとあなたの人生を豊かにする素晴らしい機会となるはずです。計画的な準備を進めながら、新しい一歩を踏み出してみませんか?一見マイナーな国へ渡航するからこそ、大きな成長につながることもありますよ。

 

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