30歳・ギリホリしたっていいいじゃない

アラサー向けワーホリ実行3STEP講座

ワーキングホリデーを考える女性が知っておきたい現地での実態と帰国後

ワーキングホリデー、略してワーホリ。

海外で働きながら異文化体験ができる魅力的な制度ですよね。でも、実際のところどうなの?

特に女性…特に特に迷えるアラサー女性がギリホリをしようと思ったら、人生の一大決心です。気になる点がたくさんあるでしょう。今回は、ワーホリを考えている女性の皆さんに向けて、現地での実態や帰国後の課題、そしてその先の可能性までをお話ししていきます。

私自身、30歳でふわふわとカナダワーホリをしましたが、帰国後はなんとか元気に生活しています!

ワーキングホリデーを考える女性が知るべき現地での実態

ワーホリって、インスタグラムで見る華やかな海外生活のイメージがありますよね。でも、実際はどうなのでしょうか?

正直な所楽しいことばかりじゃないのが現実。ここでは、女性がワーホリ中に直面しがちな問題や実態についてお話しします。

女性が直面する治安の問題

海外に行くとき、誰もが気になるのが治安の問題。特に女性の場合は、より慎重になる必要がありますよね。

例えば、オーストラリアのシドニーなど昼間は華やかな観光地として知られる場所でも、夜になると雰囲気が一変するエリアがあります。日本では当たり前のように深夜でも一人で歩けるけど、海外では要注意。

  • 夜間の一人歩き禁止
  • 貴重品の管理徹底
  • 知らない人には警戒

こんな基本的なことでも、ついつい油断しがち。きちんと守って安全な生活を送ってくださいね。

私自身、イタリアでパスポートをとられたことがありますし、ヨーロッパ旅行をした人はなにかしらとられて帰ってきています…。というわけで、日本とは違うということを心得ておきましょう!!!

また、住む場所選びも重要ポイント。安いからといって治安の悪い地域を選んでしまうと、毎日が不安だらけに。少し家賃が高くても、安全な地域を選ぶことをおすすめします。

でももちろん、心配しすぎる必要はありません。現地の友達に相談したり、日本人コミュニティで情報交換したりすることで、安全に楽しく過ごせる方法が見つかるはずです。

英語力がないことによる職探しの難航

さて、次は仕事の話。ワーホリの「ワーキング」の部分ですね。英語圏に行く場合、やっぱり英語力が問われます。でも、「英語に自信がない...」って思っている人、多いんじゃないでしょうか?

実は、英語力不足で苦労した経験者はたくさんいるんです。例えば、カフェでのアルバイトを希望していたのに、接客は無理で皿洗いしかできなかったという話も。

・レジ打ちができない
・注文を聞き取れない
・メニューの説明ができない

こんな状況に陥ると、せっかくのワーホリなのに、語学力を伸ばす機会を逃してしまうかもしれません。

私個人の意見としても、ワーホリに行く前に少なからず最低限の英会話はできるように日本で勉強しておくべきだと思っています。

でもつべこべ言わずになんとかしたいんじゃ!という人もいるかもしれません。そんなガッツあふれる人には、英語力に自信がなくても、工夫次第で道は開けるんです。

例えば、農場でのファームステイを選ぶ方法があります。ここなら、英語力よりも体力や熱意が重視されるので、語学に自信がない人でもチャンスがあります。

あとは、最初の数ヶ月は語学学校に通うとかですかね。

海外に行くんだから、それなりの覚悟は必要です。なんとなくあこがれて~という人をとめはしませんが、準備はしておきましょうね。

とはいえ大切なのは、諦めないこと。みなさんも、自分のペースで頑張ってくださいね。

目的が不明瞭のままお金稼ぎを目指した結果

「とりあえずワーホリに行ってみよう」。こんな軽い気持ちで出発する人も少なくありません。確かに、行き当たりばったりの旅も楽しいものです。でも、長期滞在となるワーホリでは、ちょっと話が違ってきます。

目的意識が曖昧なまま、ただお金を稼ぐことだけを目指すと、思わぬ落とし穴にはまることも。例えば、こんな声を聞いたことがあります。

「毎日働くだけで、観光する時間も語学学校に通う余裕もなかった」
「貯金はできたけど、何も得られないまま帰国してしまった」

  • 文化体験の機会を逃す
  • 現地の人との交流が少ない
  • 自己成長の機会を失う

こんな結果になってしまっては、もったいないですよね。

ワーホリの醍醐味は、お金を稼ぎながら異文化体験ができること。バランスが大切なんです。例えば、週3日は働いて、残りの日は語学学校に通うとか、観光地でボランティアをするとか。自分なりの目標を立てて、それに向かって頑張ることで、充実したワーホリ生活が送れるはずです。

あなたは、ワーホリに行くとしたら、何を目標にしますか?語学力アップ?異文化理解?それとも、自分探しの旅?目的をはっきりさせることで、より充実した経験ができるはずです。ぜひ、出発前に考えてみてくださいね。

ワーホリ帰国後に後悔する理由

ワーホリから帰ってきた後、みんな幸せな顔をしているわけじゃありません。実は、帰国後に後悔する人も少なくないんです。どんな理由で後悔するのか、一緒に見ていきましょう。

キャリアの断絶が起きて仕事が思うように見つからない

ワーホリから帰ってきて、さあ仕事探し!...と思ったら、意外と大変だったという声をよく聞きます。なぜでしょうか?

実は、1年や2年の空白期間が、日本の就職市場では大きなハンデになることがあるんです。「ワーホリに行っていました」と言っても、「遊んでいただけでしょ?」と思われてしまうこともあるのが現実です。終身雇用を前提とする社会ですから仕方がないんですよ。

とりあえず、ワーホリ前と同じ給料を最初から目指そうとすると詰むことも多いです。

でも、悲観する必要はありませんよ。ワーホリでの経験を、どう仕事に活かせるか考えてみましょう。

ワーホリ経験者の中には、帰国後に起業した人もいます。海外で得たアイデアや人脈を活かして、新しいビジネスを始めるんです。

ワーホリ後におすすめの働き方は、最後に紹介しますね。

 

自分の価値観が変わり友人関係に変化が生じた

ワーホリから帰ってきて、なんだか周りの友達と馴染めない...。こんな経験をした人も多いのではないでしょうか?

海外で暮らすと、否が応でも価値観が変わります。日本では当たり前だと思っていたことが、実は日本特有の文化だったと気づいたり。逆に、海外の文化に魅力を感じて「日本って息苦しいな」と思うようになったり。

 

「帰国後、友達との会話が噛み合わなくなった」
「日本の『空気を読む』文化に馴染めなくなってしまった」

こういった変化が、人間関係に影響を与えることもあるんです。

でも、これは決して悪いことではありません。価値観が変わったということは、それだけ視野が広がったということ。むしろ、成長の証だと言えるでしょう。

大切なのは、自分の変化を認識し、周りの人とうまくコミュニケーションを取ること。例えば、ワーホリでの経験を面白おかしく話すのも一つの方法。「へえ、そんなこともあったんだ」と、相手の興味を引き出せるかもしれません。

また、同じワーホリ経験者との交流も大切です。同じ経験をした人なら、あなたの気持ちをよく分かってくれるはず。SNSなどを利用して、新しいコミュニティを作るのも良いかもしれませんね。

みなさんは、海外経験で自分が変わった、と感じたことはありますか?その変化を、これからの人生にどう活かしていけるか。それを考えることが、ワーホリ後の充実した生活につながるのかもしれません。

私が初めて海外生活をしたのは大学生の頃でしたが、帰国後はいっつも日本を卑下するようなもののみかたをしてしまっていました…。なので、気持ちは十分に理解できます…。

帰国後の職場環境に適応できず苦労する

ワーホリから帰ってきて、中にはラッキーなことに以前の職場に戻れた人もいるでしょう。..けど、なんだかしっくりこない。こんな経験をした人も少なくありません。

海外で自由な環境に慣れてしまうと、日本の職場文化が窮屈に感じることも。例えば、こんな声を聞いたことがあります。

 

「海外では自分の意見を言うのが当たり前だったのに、日本では『空気を読め』と言われてしまった」
「時間にルーズな国で働いていたら、日本の厳格な時間管理についていけなくなった」

 

こういった日本特有の職場文化に、再適応するのが難しいと感じる人も多いんです。

でも、諦める必要はありません。むしろ、あなたの経験を活かして、職場に新しい風を吹き込むチャンスかもしれません。例えば、海外で学んだ効率的な仕事の進め方を提案してみるとか。あるいは、外国人スタッフとのコミュニケーションで橋渡し役になるとか。

大切なのは、日本の文化と海外の文化、両方の良いところを理解し、バランスを取ること。いきなり全てを変えようとするのではなく、少しずつ自分の経験を活かしていく。そんなアプローチが効果的かもしれません。

みなさんは、海外と日本の働き方の違いについて、どう思いますか?それぞれの良いところ、悪いところがありますよね。その両方を知っているあなただからこそ、新しい価値を生み出せるかもしれません。自信を持って、自分らしい働き方を見つけていってくださいね。

 

ワーキングホリデー帰国後にできる仕事5選

ワーホリから帰ってきて、「さて、これからどんな仕事をしよう?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。最後に、おすすめしたい仕事を紹介しますね。どれも私が実際に面接をしたり働いたりしてみたことがある領域です。

 

留学支援や英会話教室でのカウンセラー

ワーホリ経験者の強みを最大限に活かせる仕事の一つが、留学支援や英会話教室でのカウンセラーです。

あなたが経験したワーホリの苦労や喜び、そして得た知識を、これからワーホリや留学を考えている人に伝えられるんです。例えば、こんな仕事内容が考えられます。

「留学先の選び方アドバイス」
「現地での生活情報の提供」
「語学学習のモチベーション維持サポート」

 

こういった仕事は、あなたの経験が直接役立つので、やりがいを感じやすいんです。

私自身、実際、ワーホリから帰国後にカウンセラーになった方の話を聞いたことがあります。「自分の経験を活かして、これからワーホリに行く人の不安を解消できるのがとても嬉しい」と言っていました。みなさんも、自分の経験を誰かの役に立てる喜びを感じられるかもしれませんね。

貿易などグローバルな仕事に就く

ワーホリで培った語学力と異文化理解力を活かすなら、貿易関連の仕事も魅力的な選択肢です。

例えば、輸出入業務や海外営業など、国際的なビジネスの現場で活躍できる可能性があります。ワーホリで身につけたコミュニケーション能力や柔軟性は、こういった仕事で大いに役立ちます。

ただ、ここで注意したいのはあなたの年齢です。ギリホリをしたなら30歳をこえていますね。小規模な中小企業だと、ワンマン経営で年齢層も高い、もしくは30歳なら一人前になっていて当然、といった会社も多いです。

なので、できれば中途採用が多く、年齢層も若いベンチャー企業のような場所にいったほうが採用されやすいと思います。

教師の資格をとる

ワーホリ中に教育に興味を持った方や、もともと教育志望だった方には、教師という選択肢もあります。

特に、英語教師は人気の職業です。ワーホリで培った生きた英語力と異文化体験は、教育現場できっと活きるはずです。塾講師など、「え、大学生のアルバイトじゃないの?」と思うような領域でも意外と楽しくできるかもしれません。

インターナショナルスクールのスタッフもいいですね。

はたまた、英語ではなく外国人に日本語を教える日本語教師なんかもおすすめですよ。自国から日本にきている留学生の気持ちを、誰よりも理解してあげられるかもしれません。

ただし、教師になるには資格が必要です。ワーホリ後すぐには難しいかもしれませんが、長期的なキャリアプランとして考えてみるのも良いでしょう。

在宅勤務で海外に精通する仕事を行う

デジタル化が進む現代、場所を選ばずに働ける仕事が増えています。ワーホリ経験者にとって、在宅勤務は魅力的な選択肢かもしれません。

例えば、海外向けのウェブライターやSNSマーケターなど。これらの仕事なら、ワーホリで得た知識やスキルを存分に活かせます。

「海外トレンドの記事執筆」
「外国人向けSNS運用」
「多言語サイトの管理」

在宅勤務のメリットは、自分のペースで働けること。ワーホリで味わった自由な生活スタイルに近い働き方ができるかもしれません。

通訳や翻訳の仕事に挑戦する

最後に紹介するのは、通訳や翻訳の仕事です。ワーホリで磨いた語学力を直接活かせる仕事と言えるでしょう。

ビジネス通訳やコンファレンス通訳、書籍や映画の翻訳など、活躍の場は多岐にわたります。例えば、こんな仕事内容が考えられます。

「国際会議での同時通訳」
「外国人観光客向けガイド通訳」
「海外文学の翻訳」

通訳や翻訳の仕事は、語学力だけでなく、異文化理解力も求められます。ワーホリで培ったこれらのスキルは、大いに役立つはずです。

ただし、プロの通訳者や翻訳者になるには、さらなる勉強と経験が必要かもしれません。でも、ワーホリ経験はその第一歩として、とても価値があるんです。

みなさんは、ワーホリでどんな言語を学びましたか?その言語を活かして、人と人、文化と文化をつなぐ仕事。想像するだけでワクワクしませんか?

以上、ワーホリ帰国後にできる仕事を5つ紹介しました。どの仕事も、ワーホリ経験を活かせる魅力的な選択肢です。自分に合った仕事を見つけて、ワーホリで得た経験を最大限に活用してくださいね。

さて、ここまでワーキングホリデーについて、現地での実態から帰国後の課題、そして将来の可能性まで幅広くお話ししてきました。いかがでしたか?ワーホリには確かに課題もありますが、それ以上に素晴らしい経験ができる可能性に満ちていますよね。

ワーホリに行くかどうか迷っているなら、ぜひチャレンジしてみてください。そして、帰国後も自信を持って、その経験を活かしていってくださいね。

あなた


の素敵なワーホリライフを、心から応援しています!